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紙の原料の変遷≪古紙≫

紙の原料には、"木材パルプ"や"非木材パルプ"の他に "古紙パルプ"もあります。

これはまず、紙となって回収された古紙を温水の入った"パルパー"中に入れてどろどろになるまで撹拌し、次に、"ペアパルパー"という穴のあいたザルのようなところに移されて大きなごみが取り除かれ、小さなゴミやチリは次の"粗選スクリーン"で取り除かれますが、これだけではなくさらに"精選スクリーン"というところではどろどろの古紙を0.15mmの細いスリットを通すことによって細かいチリまでも取り除かれます。

次に薬品を利用して細かい空気の泡を送り込み剥がれたインクがそれに包み込まれて浮かんできたところで取り除いて、繊維だけを残します。

この繊維はきれいな水で洗われて水分が取り除かれると、新たな紙の原料となる"古紙パルプ"の出来上がりですが、白さを高めるために過酸化水素を入れて漂白処理を施すこともあります。

現在日本で製造されている紙は殆どがこの"古紙パルプ"と、木材を細かく砕いて木片にした"チップ"からとれる"木材パルプ"の両方が用いられていますが、求められる強度によってその配合の割合も異なり、ダンボールの板紙で9割、新聞紙で7割、その他の印刷用紙で2割程度の古紙パルプが配合されています。

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