封筒の歴史
封筒の歴史を話する前に、封筒の素材、ダンボールなどにも使われているもの。
紙の歴史を紐解いてみましょう。
紙は中国で発明されたと考えられています。
しかも紀元前2世紀頃から存在していたとも言われていて、とても古い歴史を持っています。
情報を伝達する材料としては105年に中国の蔡倫が製紙法を改良し、情報を書き込む書写材料に適した紙が完成しました。
蔡倫が紙の原料に使ったのは、麻・ボロ布・魚網などで、手に入りやすいなど実用性の面からも優れており、これは紙にとって大きな進歩でした。
今も蔡倫の製紙方法の基本原理は息衝いていることなどを考えるととても偉大で、文化の発展にも大きな影響を与えました。
紙に文字を書く、また書かれた文章を読むなど、私は紙だから感じる安心感があります。
改めて長い歴史を振り返ってみるとその安心感もうなずける気がします。
紙に書いたものをあなたに読んでほしいと思った昔の人々が次に起こした行動とは・・・・。
そう、手紙を書く事です。
手紙は遠く離れた相手にもあなたが伝えたい事が出来る通信手段です。
手紙が生まれる前、離れた場所にいる人どうしの情報の伝達には、伝令と言う形で使者が口上を伝えました。
古代エジプトでは手紙を送る手段(として伝書鳩に手紙を託したしたという記録が残っていました。
日本での通信制度は、大化の改新後、大宝律令により整備されたとなっています。
全国7つの幹線道路に駅を設け、人や馬で手紙を運んでいました。
江戸時代になると商いが盛んになり、手紙のやりとりがますます多くなったため、手紙を運ぶ制度として「飛脚」が登場してきました。
しかし、庶民のための制度ではなかったため、特権階級の人や裕福な人たちだけしか使えない特別なものでした。
手紙では、中身が見られてしまう為に、封筒が登場してきます。
こんにちのような封筒で現存する最も古いのは、フランスの公文書保存所で発見されたもので1600年頃のものとされています。
わが国で今日のような封筒が使われるようになったのは江戸時代の文化・文政期(1804~1830)からと言われています。
そして、大きく普及するカギとなったのは、1871(明治4)年に郵便制度がスタートした事がきっかけです。
同年の通常郵便引受数は565、934通だった取引高が、1895年には446、384、710通と大幅に拡大してきました。
封筒VSダンボールは、封筒について掲載しています。
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